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キレーション療法
 毛髪検査で体内のミネラルの蓄積をチェックして、その方に合った有害なミネラルを排泄させるためのキレート剤を用意します。

 環境汚染の拡大により、自然排泄が難しいとされる微量の重金属の入った魚や野菜、水道水を、毎日知らぬ間に口にしているといわれています。それにより有害金属(鉛、カドミウム、アルミニウム、水銀、砒素など)が徐々に体内に蓄積され、コレステロール代謝を阻害したり、老化やアレルギー、疲労、生活習慣病などを引き起こすこともあります。そこで、これらの有害金属を体内で再吸収されないように、キレート剤を使用。血液中の有害金属を、まるで語源のギリシャ語chelaのカニやエビのハサミのようにキャッチし、アミノ酸として尿や便からスムースに体外に排泄します。

 コレステロールの代謝を改善し、血流をよくするため、体内の細胞が活性化されます。抗酸化力や免疫力が高まって若返るだけでなく、動脈硬化や成人病、ガンの予防に効果が期待できます。美しさを阻む因子を体の内側からクリーニングします。
キレーションのデトックス効果
 現代の私たちは、環境やライフスタイルにより、さまざまな有害金属を知らず知らずに身体に溜めてしまっています。キレーション療法は、その有害金属をスムーズに対外へ排泄する療法で、デトックス効果はキレーション療法の最も重要な特徴です。身体に溜まってしまった有害金属は、フリーラジカル(活性酸素)の生成を促進する要因となります。有害金属を排泄するキレーション療法を受けることは、フリーラジカル(活性酸素)の発生を制御することにも繋がるのです。

 その有害金属を取り除くというデトックス効果により、エイジング=加齢によって生じるさまざまな症状の改善が期待できることから、キレーション療法は、アンチエイジング療法のひとつと言われております。
ミネラル検査の現状
 現在、一般的に行われているミネラル検査として測定するミネラルは、電解質項目としてナトリウム・カリウム・カルシウム・無機リン・マグネシウム、また重金属項目として鉄・銅・亜鉛の測定を行っており、体液バランスや電解質代謝ホルモンの異常判定、諸種内分泌疾患などの病態把握や病気の診断/確定に使用しています。また、定期健康診断では、肝機能判定・脂質代謝判定・貧血判定・糖代謝判定が行われるのみでミネラル検査は行われていません。

 毛髪を用いたミネラル検査(毛髪分析)が注目されるようになったのは、国内で1950年代に発生した「水俣病」の原因物質が水銀(メチル水銀)であることが特定されたのが契機になっています。その後、毛髪は麻薬や毒物などの生体残存量を把握する上で重要な検査試料として利用されています。
なぜ毛髪なのか?
 毛髪は、成長するのに1ヶ月あたり約1cmと安定しており、変質も起こりにくく、長期的な情報を得るのに最適です。さらに、毛髪の採取は非常に簡単・衛生的であることが大きな利点と思われます。一方、血液は保存期間が短く、採血時の測定値であり、急性中毒など短期的な情報を得るには適していますが、慢性的な過剰・欠乏の判定には毛髪が適しています。
ミネラルの取込み
 毛髪の80〜90%はケラチンというタンパク質で、残りがメラニン色素、脂質、微量元素と水分で構成されています。毛髪が化学的・物理的にも安定であるのは、このケラチンが水などの中性溶媒に強く、タンパク質分解酵素の影響も受けにくいためです。

 毛髪は頭皮の外側に出ている部分を毛幹部、内側に埋まっている部分が毛根部と呼び、毛根部先端に球状の毛球と呼ばれる毛髪が成長する部分があります。毛球に囲まれた中にある毛乳頭は、毛細血管から得られたミネラル(栄養素)を毛母細胞に伝え、毛母細胞の分裂を働きかけます。分裂した毛母細胞は、徐々に上に向かう過程で角化し、毛髪を形成しながら成長していきます。また、これ以外にもミネラル(栄養素)は、汗腺や皮脂腺から毛髪に取込まれる可能性も考えられます。

 この際、ミネラルだけではなく水銀や砒素などの有害ミネラルやこれらの化合物、薬物なども一緒に取込まれ毛髪から排泄されています。従って、毛髪は排泄器官の一つであると考えられています。
毛髪構造とミネラルの取込み
毛髪構造とミネラルの取込み
毛髪ミネラル検査の重要性
 環境汚染による有害金属の蓄積や、加工精製食品、土壌枯れによる必須ミネラルの不足、また、日常生活の中で知らず知らずのうちに人体に蓄積する有害ミネラルが代謝活動を阻害するものと懸念されます。生活習慣病、不定愁訴や自閉症などの原因不明の疾病、代謝に関係する疾患・症状などを予防する一つの手段として、さらに、食事・栄養療法やサプリメント摂取のアドバイスに欠かせないスクリーニング検査として重要です。

 「毛髪ミネラル検査」は、栄養状態やミネラルバランス、また、欠乏や過剰となるミネラル(栄養素)が把握できます。これに対処することで代謝機能を正常化させ、体力・自然治癒力・抵抗力の強化をはかり、健康の維持・増進に役立てていただきたいと考えています。
検査項目
【有害ミネラル6元素】
カドミウム、水銀、鉛、砒素、ベリリウム、アルミニウム
 微量元素の中で生体における必須性が無いか、または必須性が明確でなく、これらの元素に暴露すると中毒などを引き起すカドミウムや水銀と、一部の研究で必須性が確認されていますが、過剰摂取などで有害性を示す、砒素、鉛、アルミニウム、ベリリウムを有害ミネラルと分類してます。
カドミウム
カドミウムはイタイタイ病の原因となった公害物質として知られています。生活環境の中では、石油や石炭の燃焼による排出が一般的です。
水銀
水銀は、有機水銀と無機水銀の2つに分類されます。生活環境で摂取する有機水銀の大部分は魚介類に由来し、それらを多く摂取する日本人では高い傾向にあります。
鉛は酵素の働きを妨げ、造血機能を阻害します。また鉛は、子供の脳の発達に影響を及ぼすことも指摘されています。
砒素
砒素は、有機砒素よりも無機砒素の方が毒性が強いといわれています。海藻類から摂取される砒素の大部分が有機砒素化合物として含まれているため問題はないといわれています。
ベリリウム
ベリリウムは、大気汚染防止法において低濃度でも長期的暴露により健康影響が生じる恐れのある有害大気汚染物質として指定されました。
アルミニウム
アルミニウムは、食品添加物(膨張剤・着色料)や調理器具、保管容器から摂取する機会が多いと考えられています。
【必須ミネラル13元素】
ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、リン、セレン、ヨウ素、クロム、モリブデン、マンガン、鉄、銅、亜鉛
 生体に関する面でミネラルを分類すると、人に対する必須性から、「必須ミネラル」と「非必須ミネラル」に分けられます。厚生労働省が、食事摂取基準を設定している、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、リン、セレン、ヨウ素、クロム、モリブデン、マンガン、鉄、銅、亜鉛の13種類のミネラルについて必須ミネラルと分類いたしました。
ナトリウム
ナトリウムは、血液や体液などの細胞外液に多く存在するミネラルであり、体内の浸透圧、酸−塩基平衡の調節、恒常性の保持など、重要な役割を果たしています。
カリウム
カリウムは、細胞内に分布しています。細胞外液に多く分布するナトリウムと協力して、細胞内外の電解質・浸透圧バランスを保ち、心臓の拍動や神経伝達をスムーズに調整しています。
マグネシウム
マグネシウムは様々な代謝反応に必要なミネラルです。体内のマグネシウムの約70%は骨に分布します。マグネシウムが欠乏すると、カルシウムと共に骨から溶出され利用されます。
カルシウム
カルシウムは、ミネラルの中で最も多く体内に存在し、その99%が骨・歯に分布しています。残りの1%が血液凝固や心臓・血管・筋肉の収縮、神経活動、ホルモン分泌などに関与し、重要な役割を担っています。
リン
リンは、カルシウムと共に骨・歯などの硬組織を形成しています。細胞内では各種リン酸化合物として生理・生化学的反応に関与し、細胞外ではリン酸イオンとして体液の酸−塩基調節に関わっています。
セレン
セレン(セレニウム)は、かつては毒性の強い元素として知られていましたが、抗酸化機能を有するミネラルとして注目されています。
ヨウ素
ヨウ素は、甲状腺に多く存在し、甲状腺ホルモンの構成成分として重要な役割を担っています。甲状腺ホルモンは基礎代謝に関わり、胎児・乳幼児の発達に欠かせないホルモンです。
クロム
クロムは土壌、淡水、海水など自然界に存在しています。インスリンの働きを助ける耐糖因子の構成成分であり、糖・脂質代謝に欠かせないミネラルです。
モリブデン、マンガン、鉄、銅、亜鉛
モリブデンは、核酸や含硫アミノ酸の代謝に必要なミネラルと考えられています。
マンガン
マンガンは、土壌、淡水、海水などに広く分布しているミネラルで、活性酸素を消去するスーパーオキシド・ジスムターゼ(SOD)の構成成分として、酸化ストレスに対抗するために欠かせないミネラルです。
生体内の鉄の約70%は、赤血球の血色素(ヘモグロビン)の形で存在し、酸素の運搬や細胞呼吸、エネルギー代謝に重要な役割を担っています。
銅は古代から様々な用具や武器として利用されてきたミネラルです。鉄と共に、細胞呼吸、エネルギー代謝に重要な役割を担っており、活性酸素の消去にも関与しています。
亜鉛
亜鉛は、体内の300種類を超える酵素の構成成分として、遺伝子発現、たんぱく質合成など様々な反応に関与し、生命活動に欠かせない重要なミネラルです。
【参考ミネラル7元素】
バナジウム、コバルト、ニッケル、ゲルマニウム、リチウム、ホウ素、臭素
 今後の研究によっては必須ミネラルに含まれる可能性のあるバナジウム、コバルト、ニッケル、ゲルマニウム、リチウム、ホウ素、臭素を参考ミネラルと分類しています。
参考ミネラルについて欠乏による健康障害などの報告は、今のところありません。リチウムやバナジウムなど一部のミネラルについては必須ミネラルとして必要性があるとの報告がありますが、その必要量の範囲が狭く、過剰摂取においては中毒を起こす可能性があるといわれています。
パナジウム
バナジウムは、必須性は認められていませんが、「血糖値を下げる」「脂質代謝に関係する」と報告されている微量ミネラルです。
コバルト
コバルトは、抗悪性貧血因子として発見された「ビタミンB12」の構成成分です。ビタミンB12は、核酸合成に必須なため、造血機能の他に、新陳代謝の盛んな消化管、中枢神経系の維持にも欠かせないビタミンです。
ニッケル
ニッケルが不足すると、動物の成長が抑制されると報告されています。核酸を安定化し、尿素を分解する酵素に含まれています。アレルギーとして、ニッケル皮膚炎が知られています。
ゲルマニウム
ゲルマニウムは、健康食品として長期に摂取した場合に、腎障害・末梢神経障害などの重篤な副作用が起こることがあると報告されています。
リチウム
リチウムは、吐き気、下痢、食欲低下、発熱、発汗などの副作用が報告されています。
ホウ素
ホウ素は、骨形成に関与するといわれていますが、いまだ未解明な部分が多く、今後の研究が待たれます。
臭素
臭素は、難燃剤(ポリ臭素化化合物:PBDE)や医薬品(鎮静剤、抗難治性てんかん剤)として使用されています。
理想的な回数
1週間〜2週間に1度のペースで、6〜10回続けて受けるのが理想的です。
【税込価格】
キレーション療法 血液検査 32,400円/1回
19,440円/1回(点滴)
105,000円/6回コース
165,250円/10回コース
所要時間30分
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